Park Land
  これかなぁ・・・!?へぇー!いい感じ!地図を見て、その brand new(新築) unit の通りに入ったら、公園の前に すごく きれいな建物が建っていました。その建物の景観でいきなり良い印象を持ちました。

このunit (マンション)は、“Park Land ” と名づけられたとおり、公園に面して建っていて、どの部屋からも 公園を見渡せます。公園と言っても芝生が敷き詰められた広場に、数本の木とベンチがあるだけですが、この公園はcouncil (市)のものなので、ここに建物が建つことはないとのこと。それなら、これから先 眺めが悪くなる心配はありません。また、安全性の面でもセキュリティーのgate(門)だし、階段の入り口もセキュリティードアになっているので、満足できました。前々から、住むのはtop floor(最上階)にしようと決めていたので さっそく、3階の空いている部屋を見せてもらいました。

2LDKに広いバルコニー付き。主寝室にwalk in wardrobe(クローゼット)、2nd bedroomには備え付けのwardrobe。広いキッチンとバスルーム。洗濯機を置くランドリー、乾燥機も付いていました。そして、地下にlock up garage + storage(セキュリティードア付きガレージ+物置)。広さは今まで見た物件で一番広く(約90u)、それに天井が普通のunitより高いことがまた大きな魅力でした。ここは私たちのニーズを全て満たしていました。さすがに値段も高めで、予算オーバー。でも、2人同時に気に入った初めての物件。そして、まこがいくつか部屋を見た後、「ここは買いだね!」と 言ったのです!

トップフロアのunitのバルコニーに出て、公園の緑を眺めながら、自分たちが住んでいる姿を想像して すっかりその気になってしまいました。ただ、ローンは大丈夫かなあ?やっぱり高いから無理?ちゃんと返していけるかなあ?という心配もありました。でも、本当に買いたいという思いの方が強かったように思います。それほど、気に入った物件でした。とりあえず、帰ってから もう一度 相談して、それでも いいと思ったら 明日また来てみようということになりました。まだ買えるかどうかわからないのに、ウキウキしたのを覚えています。

そして、翌日もう一度見せてもらって・・・やっぱりいい!ここにしよう!よし、買おう!・・・ということに決定!そこにいたセールスの人に私たちの買いたいunitを伝えたら “SOLD” のシールを貼ってくれました。やった!1996年11月3日のことでした。

   
いよいよ契約・・・
 

その後、約2ヶ月は とても忙しかった。約束どおり ホームローン会社の人が家に来てくれて、いい物件を見つけたことを話し、いくら借りたいと伝えました。2人のpay slip(給料明細書)、銀行口座のstatement(明細)を提示したところ、借入限度額の査定も大丈夫でしょうと言われたので、その場でローンの申し込みをしました。それから、弁護士(不動産売買専門)に会い、契約を進めるように言われましたが、決まった弁護士がいなかったので紹介してもらいました。こちらでは、不動産売買専門の弁護士が仲介をするのが一般的です。弁護士が物件を調査し、購入のための契約書を作成、売主の弁護士との仲介をしてくれます。

紹介された弁護士Frankのオフィスは、私の職場の近くにあり とても便利でしたが、まこは その度に呼び出されて大変だったようです。最初のミーティングで購入したい物件を伝え、次のミーティングで、building inspection(建物調査)の報告を受けました。この物件ならしっかりしているし大丈夫だよと聞いて 2人で大喜びしました。作成してもらった契約書の1枚1枚にイニシャルを記入、最後のページに2人のサイン(2人の名義にしたので)をして、その後の手続きをFrankに一任しました。

ホームローン会社からも ローンの査定が無事パスしたとの返事をもらい、契約が終結。鍵を受け取ったのは年が明けてからだったと思います。とうとう やった!念願のマイホーム!それもこんな素敵な新築unit!本当に買ったんだね。2人の家だねと喜びました。すごく嬉しかった!

   
入居前の準備
 

それから、入居の前には バルコニーにsecurity door (防犯用ドア)と 全ての窓に fly screen (網戸)の取り付けをオーダーしたり、主寝室、リビングルームとダイニングルームにカーテンを、もう1つの部屋にブラインドを頼んだりして、新居に何度か足を運びました。その度ごとにますます嬉しさが増し、このunitが好きになっていきました。そして、ここにベッドを置こうとか、ここにソファを置いて、こっちにダイニングテーブルを置こうとか・・・今度こそ本当に新しいマイホームです。実感と喜びが湧いてきました。カーテンは、業者がクリスマスホリデーだったので、入居までに間に合いませんでしたが、それ以外はすべて順調に進み引越しの日を迎えました。

その日の朝、まこに「今日は新しい家に帰って来るんだよ。帰る道を間違わないでね。」と念を押されました。仕事の終わるのが待ち遠しい一日でした。教わったとおりの道で新居に着いた時、まこがバルコニーで大きく手を振っているのが見えました。1997年1月16日のことです。オーストラリアに移住して3年3ヶ月経っていました。

このマイホームも 今年で丸8年。ハウスハンティングしたことも、一から学んだホームローンのことも 今では懐かしい思い出です。もちろん、今でもこのマイホームが大好きです。それに、我が家に来てくれた人はみんな、「素敵なunitね。」と言ってくれるのもちょっぴり自慢です。

   
オーストラリアのホームローン
 

最後に少し こちらのホームローンのことをお伝えします。日本と同じように 変動型(variable rate)と固定型(fixed rate)がありますが、変動型を選ぶ人が大半のようです。最長30年ローンで2週間毎、もしくは月毎の最低返済金額(minimum repayment)を割り出して返済が始まりますが、最低返済金額以上の返済をすることでローンの期間が短くなります。月毎より、2週間毎に返済する方が、返済期間が7年も短縮されるそうです。変動型の場合、お金に余裕があれば多く返済することも出来ますし、逆にお金が必要になったら、多く払った分からペナルティー、手数料なしで再度借りること(redraw)も可能です。

我が家も変動型、金利7.99%で返済が始まりました。まこのお給料をすべてホームローンに充てていたおかげで、最低返済金額の約2倍の返済をすることができました。そしてこのunitの90%が本当に私たちのものになった頃、佐藤笑店を開店することが出来たのです。

   
次の夢は・・・
  最近は、将来のために2軒目を購入しようかと考え始めました。シドニーでは、家の値段が小バブルと言われるほど高騰しているので、QLD州に投資目的で、家かunit を買おうかと、夢のような夢でないような話しをしています。もう少ししたら、暖かいQLD州に移り住みたいな・・・。
   
  2005年3月20日 文世記
   
 
   
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